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  • 山内七恵

高齢者の免許自主返納への支援

高齢者の運転免許自主返納に対する支援について

議会において質問いたしました。


議事録、私が議場で質問したそのまま、当局からの回答をそのまま掲載いたします。


【山内ななえ】

 高齢ドライバーによる交通事故が、全国で相次いで発生しており、社会の大きな課題となっております。久慈市では、高齢者の交通事故の減少を図ることを目的として運転免許証の自主返納を奨励し、高齢者の支援をしております。

 

ところが、実際のところ、免許を返納したくても、その後の生活が不安で返納できないでいるかが実際おられます。私、市民の方のお話を聞いてまいりました。高齢者による交通事故が多く発生しているのを見て、免許返納を考えるんだけれども、実際的に難しいんだという声をよく聞きます。

 

その理由についてですけど、車での移動が生活必要不可欠であり、免許を返納したとしても、バス交通に不便を感じているから返納しづらい。また、タクシーだとお金がかかってしまうといった理由をあげる方が多くいらっしゃいます。

 

そして、さらには、免許を返納して、家族や周囲の人に負担をかけた良くないとの思いから返納をためらっている方が多くいらっしゃいます。


 この現状ですと、高齢ドライバーの方々、そして、そのご家族が、マイカーに依存することなく充実した生活を送ることが出来ないのが現状ではないでしょうか。

 

 免許返納が進まないのは、現在の市の支援制度、一人につき1万2,000円、1っ回きりの支援が原因の一つではないかと考えております。現在の支援をさらに拡充すべきと思いますが、市の考えお聞かせください。

 



【生活福祉部長】

 ただいま議員からお話がありました返納についての、なかなか難しい原因ですね。

やはり地域的な課題もあるかと思います。それを返納してしまいますと買い物にも行けないとか病院にも行けないとか、様々な不便が生じるといった方々も多数おられるというふうには考えているところでございます。

 

ただやはり、判断能力の状況によって、それこそ事故を起こしてしまったりとなってしまいますと、さらに大変なことが起きてしまいます。そういったところも確認をしていただきながら、免許は所持していただいているものというふうに認識しております。

 

 支援策につきましては、現在は年1回というふうなことではございます。そこが支援が膨らめば、毎年あれば良いのかというと、そういった問題でないところもあるのかなあと思いますし、公共交通を充実させてというふうなところもあるかもしれませんし、様々な理由、あと今後の生活に対する支援というふうなのを複合的に考えていかなければならないんだろうなというふうに感じているところでございます。

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