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  • 山内七恵

一般質問「水産振興について」

更新日:2022年10月18日

6月議会一般質問

水産振興について


※こちらについては同じ会派議員の質問項目でしたが、私も質問したいことがありましたので、議員さんに了解を得た上で、二つほど質問をさせていただきました。


いずれ、久慈市漁協の経営は非常に厳しい状況で、久慈市の主要産業である水産業振興に直結する問題だと私は思い、質問させていただきました。



【質問】一つ目の質問は、

まき網船、誘致を行うにあたり、サバ、イワシの資源量をどのように捉えているのか、お伺いいたします。また、今年度の誘致活動の取組状況及び計画をお示しください。

二つ目の質問は、市営魚市場における、今年度の水揚げ金額、及び、水揚げ量の目標を、お伺いいたします。

三つ目の質問は、本市では、漁獲金額の減少分を補償するために、漁業共済制度の加入を促進しておりますが、現在の加入状況をどのように捉えているのか、お伺いいたします。

 


【市長答弁】

まず、サバ、イワシの資源量についてでありますが、水産庁公表のデータによりますと、両魚種に関する近年の資源量はともに増加傾向にあり、漁獲管理の継続実施が前提となりますが、当面は安定した漁獲が望めると捉えております。

 また、まき網船誘致活動の取組状況につてでありますが、新型コロナウイルス感染京の収束が見通せていないと及び訪問先の意向に配慮し、今年度におきましても、現時点では誘致活動を見合わせている状況であります。

 市営魚市場における 水揚げ実績が急激に低下している現状に鑑み、今後におきましても新型コロナウイルス感染省の感染状況等を考慮しながら、水揚げ実績の新たな取引先の愛宅につきましても注力する所存であり、水揚げ増加につなげる支援制度の継続実施と合わせ、引き続きトップセールスによる誘致活動に取り組んでまいります。

次に、市営魚市場における今年度の水揚げについてでありますが、5月末現在におきましては水揚げ金額が開く1億500万円、水揚げ数量が約550トンであり、昨年度同期比ではそれぞれ165%と140%と、堅調に推移しているところであります。

今年度の目標についてでありますが、サバ、イワシなど、資源量が増加している魚種がある一方で、イカやサケなど、資源量が減少している魚種もあり、予測が大変厳しい状況にはありますが、過去の水揚げ実績に加え、安定生産が見込める養殖銀ザケの水揚げ数量につきましては、昨年度の4400トンを2600トン上回る7000トンと目標を設定しているところであります。

 次に、漁業共済制度の、加入状況についてでありますが、今年度におきましては、定置漁業組織が7件、漁船漁業者が3件、生産部がアワビで6件、わかめで2件加入していると、久慈市漁業協同組合から伺っているところでございます。

昨年度と比較いたしますと、漁船漁商社で新規加入が3件と、わずかに増加はしているものの、漁船漁業者の加入率は4%と特に低く、全体的にみても、加入状況は依然として低水準にあると認識しております。

 市といたしましても、水揚げの減少は漁漁経営に直結する重要な問題と認識しておりますことから、漁業共済制度や各種融資制度などにつきまして漁業者に対し周知を図ったいただくよう、引き続き関係団体に依頼するとともに、先般の6月臨時議会におきまして議決いただきました漁業者燃料価格高騰対策臨時給付金等の助成制度の創設や助成制度の拡充に関する国等への要望を継続するなど、漁業関係者の経営が維持・向上するよう努めてまいります。



【山内 再質問】

 仄聞するところ、久慈市漁業協同組合が策定した令和4年4月からの「経営再建計画」によりますと、

一つ目に、製氷冷凍事業については製氷部門のみの稼働とし凍結・加工等の業務は休止。

二つ目に、自営定置事業についても令和4年度をもって休止。

三つ目に、販売事業についてもまきあみ船の誘致や受け入れを当面停止する。と謳われていると聞いております。

 先ほど当局から水揚げ金額と水揚量の答弁を頂きました。そこでお聞きしたいのですが、この水揚げ金額と水揚量は漁協の経営再建計画を前提にした数字なのでしょうか、それとも、同計画を前提としない数字なのでしょうか、お伺いいたします。



【当局答弁】

 これにつきましては、市の魚市場の経営は市の方の事務でございますので、直接的に計画にリンクしているというものではございません。独自に設定しているものでございます。



【山内 再質問】

 同じく久慈市漁協の経営再建計画の財務改善について、組合員に出資・減資をお願いし、久慈市に対して制度資金等による運転資金等の融通を要請するとあります。

そこで質問ですが、久慈市として漁協に何らかの資金面での助成をお考えですか、お伺いいたします。



【当局答弁】

 先ほど来、久慈市漁協の事業計画といいますか、その分についてのご発言があるわけですが、それぞれ市とは独立した団体でございます。

 また、総代会等も近くに予定されているということになりますので、市としてコメントする立場には、今の時点ではないという風に捉えております。

 ただ、久慈市、水産盛んなまちでございます。基幹産業の一つでございます。したがいまして、これについては、しっかりと地域の一つの大きな産業として、しっかりと成り立っていただきたいとという思いは強く持っているところでございます。

先ほど来、ご発言のあった通り、地元の漁業者あるいは水産関係関わる方々が今後においてもしっかりと事業が継続できるような形を市としても支える形が取れればいいなという風には思っております。





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