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  • 山内七恵

一般質問「自主防災組織について」

更新日:2022年10月18日

6月議会の一般質問

質問項目(安心安全なまちづくりについて)


【山内質問】・・・東日本大震災から11年を経過いたしましたが、その惨状は今なお鮮明に市民の記憶に残っております。また、その後においても、大雨・洪水被害に見舞われたことから、市民の自然災害に対する防災意識が高まっていると捉えております。

地域防災力を高めるためには、公助に加え、地域住民による、平時からの自助・共助の取り組みが、重要な要素であることから、自主防災組織の育成と、平時における活動支援が重要です。そこで質問ですが、久慈市の現時点での、自主防災組織数と組織率を、お示しください。




【当局答弁】・・・令和4年5月31日時点での組織数は28団体であり、全世帯に対する組織率は28団体であり、全世帯に対する組織率は48.2%となっております。次に、避難行動要支援者数についてでありますが、令和4年5月31日現在の人数は584人と捉えております。

次に、避難行動要支援者の避難支援に関する課題についてでありますが、避難行動要支援者につきましては、災害時の避難先、避難方法、避難の支援者等を定めておく個別避難計画を策定することとされており、その作成することは困難であることが挙げられます。また、個別避難計画を実行性があるものにするためには、避難訓練を実施し、見直しを重ねr事が必要であり、このためには、要支援者が居住する地区の自主防災組織や要支援者と普段からかかわりのある福祉専門職等との連携を強め、取り組むことが重要であると考えており、今後進めていかなければならない課題と捉えているところであります。


【山内 再質問】・・・現時点で結成されている、自主防災組織は28団体であり、組織率は48.2%とのことでした。私、6月8日に開催されました、津波浸水想定にかかる、住民説明会に参加しました。その際、市長の説明の中に、今年度中に100%の組織率を目指しているとありました。ぜひ、達成してほしいと私も願っています。ただ、久慈市の現況は、県の平均よりも低い、48.2%にとどまっています。

県内の自主防災組織率は、どうなっているか私なりに調べてみたところ、18の市町村が組織率100%となっておりますが、久慈市を含む3つの自治体は50%を切る状況でありました。久慈市は県内でも組織率が低いことがわかったのですが、その原因、理由は何と考えておりますか、お伺いいたします。


【当局答弁】・・・自主防災組織の結成につきましては、これまでも市民センター等と連携しながら取り組んできたところではございますけども、これについては、こちらの事情、相手方の事情、もろもろああったかと思います。私どもの方でも、ただ結成すればいいというものではないので、地域の自主性というのですか、そういったところにも重きを置きまして、これまでより慎重に結成について取り組みを行ってきたところではございましたが、今回の最大クラスの津波浸水想定等を受けまして、今年度、市内全域での結成を目指した取り組みを進めることとしております。

今年度におきましては地域防災、自主防災の活動となるわけですけれども、地域防災を地域の課題の一つとして取り組んでまいりたいと、地域での話し合いを促進してまいりたいという風に考えております。これからも、市役所で行きますと市民センター、地域づくり振興課、そして、消防防災課がしっかりと連携して、市内全域での結成に向け取り組んでまいりたいという風に考えております。


【山内】…その原因をしっかりと把握され、分析することが組織率の向上にとってとても重要な事だと思っております。今後の取り組みに期待いたします。



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