top of page
検索
  • 山内七恵

河川敷テニスコート

久慈川河川公園内テニスコートについて、議会で質問しましので報告。


【山内 質問】


ご承知の通り、8月3日の大雨被害によって水没に遭い、テニスコートが利用できなくなっています。


今年の5月8日に、市民体育館前と久慈小学校前の河川敷コート、全8面のコートは、市内の中学生・高校生・ソフトテニス協会有志、総勢106名のご協力を得て、一本一本釘を打ちテニスコートのラインテープ張りを行ったばかり。 

あの日から100日足らずでこのような悲惨な状況となりました。自然災害とは言っても、何度もこの光景を目にするのは心が痛みます。


そこで質問ですが、過去に何度も水害被害に遭っているテニスコートを、今後も被害を受けると予想される河川公園内に、復旧・整備を、再びするお考えなのか、お伺いいたします。




【市長 答弁】


久慈川河川公園のテニスコートは、競技力向上だけでなく、健康増進や体力づくり、レクリエーションの場として幅広い年齢層の方々から利用されると共に、市民の交流の場としても必要な施設であると認識していることから、国の災害復旧事業などを活用し原型復旧に努めてまいります。

 なお、久慈市総合運動公園基本計画におきまして、テニスコートを整備する計画をしていることから、総合運動公園にテニスコートが整備された際には、市民ニーズ等を勘案しながら、久慈川河川公園テニスコートの在り方を検討してまいります。


※市長が答弁した、久慈市総合運動公園基本計画は現在、事業停止中で計画は進んでいない状態です。整備する計画をしているだけでいつ運動公園が完成するかもわからない状態。これは現実です。



【山内 再質問】


1点目は

市民の皆さんが、「また水害を受けるところになぜ作るの?それも、大切な税金を使って…」と、思うのは当然のことではないでしょうか。

水害を受けない ところにコートを作るのが望ましいと考える市民が多い中で、今の場所での復旧にこだわるのはなぜなのか、その理由についてお示しください。


2点目は、

テニスコートの「他の場所への新設」についてでございます。

お金のかかることでございますので、一度に8面のコートを作ってくださいとは申しません…。作っていただけるならば、もちろんありがたいのですが。


少しずつでも、何ケ年か計画を立ててコートを増やしていく。水害を受けると思われる河川敷ではない、きちんとした場所に、市民コートを整備する。

そういった対応策があって しかるべきだと思いますが、いかがでしょうか。


河川敷コートは久慈地域の中学生、高校生のテニス大会にも使用している重要な必要なコートです。

先月27日は、久慈地域の中学生の学年別大会が河川敷コートで開催予定でしたが、コートが利用できなくなったことにより、会場を分散して開催しました。川崎町の市民コート、半崎緑地、長内の諏訪下のコートと3会場に分かれて開催したため、大会本部のスタッフの確保や駐車場の手配等も大変だと聞いています。また、学校の顧問の先生が各会場を移動しなければならない、そういったことも大変だったと聞いています。

河川敷のコートが水害に遭ったことにより開催場所を変更せざる負えなくなり、分散して開催したことは過去にもあり行政も認識をしていると思っています。


いずれ、主要な大会を開催している重要な8面のテニスコートですので、きちんとした場所に、市民コートを整備する。

そういった対応策があって しかるべきだと思いますが、いかがでしょうか。




【答弁】


久慈川の河川公園については、久慈川、県の方で管理している2級河川となっております。この河川敷地の方に都市計画を決定して、河川公園として整備をしたところです。その敷地について、一部を市民の利用ができるようにテニスコートとして整備し、需要を図っているところです。


これまでも度々水害に遭って、その度に災害復旧をしておりました。また、近年の豪雨、度重なる豪雨等により、また、平成28年にも、また災害復旧をしております。市の河川公園の施設になっておりますので、市の持ち分については、管理上復旧するというのが、まずだと。


また、復旧については、国の都市施設の国庫補助事業を活用し、有利な財源で復旧しておるところです。この施設については、大会等もやっておるわけですけど、市民のほかの団体等の利用もあることから、レクリエーションだとか、また、交流の場として利用するのが適切と思っていますので、市の方では、今回も国の補助事業を使って復旧事業を行うこととしております。


 また、別の場所にというふうな話もありました。でも、先ほど市長の方からも答弁があった通り、現在、総合運動公園の方も計画があり、そちらの方にはテニスコートの計画もあることから、そちらの方が整備が済んだ際には、今回の河川公園の施設についても、また市民ニーズ等をみながら対応の方は検討してまいりたいと思っております。


【山内 再質問】


今、原型復旧という言葉が出たんですけども、原形復旧ではなく改良復旧事業として、国に採択していただくことは、容易ではないと伺ったことがございます。


がしかし、「改良復旧事業は、被災箇所の原形復旧のみでは再度、災害の防止が十分でない 場合において、施設機能の強化を図る事業」と理解しておりますが、当該事案も再び災害を防止することが十分ではないと思われる事案です。


ぜひ、災害を受けない箇所に復旧ができるよう、これまで以上に国等関係機関と折衝するなどの努力をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


【答弁】


 今、再度歳が防止の観点で別の場所にという風な話がありましたけども、当該公園は都市計画決定をして、この場所に計画されているレクリエーションのためのテニスコートという風な扱いになっております。

 当該、現地の場所に復旧すること以外は、国の方からも認められるわけはありませんので、原型復旧を基本として災害復旧の方を行う予定としております。


※私は、国に認めてもらうよう、努力をしていくべきと思うのですが…。

閲覧数:122回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Commentaires


bottom of page