top of page
検索
  • 山内七恵

情報発信「dボタン広報」を導入しては?

更新日:2022年10月19日

議会で質問した内容を報告いたします。

【山内 質問】

 青森県八戸市なども運用を開始した、テレビのリモコン操作で、行政が発信する新型コロナウイルス感染症情報や災害情報、生活情報などをテレビ画面で簡単に確認することが出来る「dボタン広報」を、当市においても新たに導入すべきと思いますが、市のお考えをお伺いいたします。



 このdボタン広報は、一般家庭に広く普及するテレビを使用するため、インターネットへの接続や通信費用が不要であり、特別な手続きや登録も必要ありません。

市民の皆さまが、容易に市からのお知らせを確認できるほか、市当局側においても、お知らせしたい情報をシステムに入力するだけで、素早くテレビのデーター放送画面に反映させることが可能だと聞いております。



 これまでインターネット媒体を通じて発信していた市政情報を、このdボタン広報システムを活用することにより、タイムリーに情報を発信することができますし、市民はその情報をテレビのdボタンで確認することが可能となります。

 ぜひ、放送局等に働きかけていただき、導入すべきと思いますが、いかがでしょうか。


【市長 答弁】

 市では、広報誌以外の情報は新ツールとしてSNSなどを活用し、生活情報などを発信しております。テレビのdボタンによるデータ放送を活用した情報発信につきましては、これまでも検討し、有用性については認識しておりますが、リアルタイムに情報を受けとることが出来るSNSと違い、情報を受け取る行動をとってもらわなければ情報が届かない仕組みであるという弱みがデータ放送にはございます。


 また、放送局が限られていること、dボタン広報によるデータ放送がどれだけ活用されているかや、高齢者等が操作方法を理解しているかなど不透明な点がありますことから、dボタン広報につきましては、他市の状況等を参考にしながら研究してまいります。


【山内 再質問】

 市の情報発信手段の一つであります「行政防災無線」については、聞こえない地域や、家の中にいると聞こえない問題。また、個別受信機だと個人が負担する金額が大きすぎて設置できない、などの課題があります。


 また、インターネット環境を持たない方や、パソコンやスマートフォン端末の操作が困難な方にとっては、市のHPから必要な情報を探すことや、メールやSNSを通じて情報を得ることが難しいことから、こういった方々に対する緊急情報を伝達しきれないといった課題があります。


 「dボタン広報」は、こうした情報発信の課題を少しでも改善できる有力な手段であると思っています。


 ぜひ、前向きに導入のご検討をいただき、市民の皆さまに寄り添った、わかりやすいきめ細かな市政情報の発信に、尽力いただきたいとおもいますが、お伺いいたします。


【答弁】

 市では、これまでも、広報のほかホームページ、SNS等々によりまして情報発信をさせていただいております。情報発信につきましては、市民に取り組む、市の取組について、市民の方々に届けるということで、大事な重要な施策だとこのように考えております。


 このツールにつきましては、どのような効果、活用方法、対象、ターゲット等々のことを考えながら検討していく必要があるだろうと思っております。


 その点から、今回のご提案につきましては、選択肢を増やしていくということについて重要だと思っております。様々な課題もありますので、それらを踏まえながら、情報発信の充実に努めてまいりたいと考えております。




閲覧数:72回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page